すべてのガイド
Mac の「システムデータ」とは?減らす方法は?
「システム設定」›「一般」›「ストレージ」を開くと、「システムデータ」という大きなグレーのバーが表示されていることがよくあります。50 GB 以上になることもありますが、macOS は中身を教えてくれません。システムデータは 1 種類のデータではなく、macOS が「アプリケーション」「書類」「写真」などのカテゴリに分類しないものすべてだからです。
たいてい入っているもの
- アプリや macOS が Library/Caches フォルダに保存しているキャッシュ
- ログと診断レポート
- Time Machine でバックアップしている場合は、ローカルの Time Machine スナップショット
- 仮想メモリのスワップファイルとスリープイメージ
- Xcode のビルド、シミュレータ、パッケージマネージャのキャッシュなどの開発用データ
- Docker などの仮想マシンやコンテナのディスクイメージ
- アプリが Application Support フォルダや Containers フォルダに保存しているデータ
ほとんどは Finder で初期状態では非表示になっている Library フォルダにあるため、突き止めるのが難しいのです。
まずは手軽にできることから
- Mac を再起動します。スワップファイルや多くの一時ファイルは、起動し直すと消去されます。
- ゴミ箱を空にします。
- Time Machine を使っている場合は、ローカルスナップショットを確認します。空き容量が少なくなると macOS が自動的に削除しますが、それまでは数十 GB を占めていることがあります。
ローカルの Time Machine スナップショットを削除する
一覧を表示するには、ターミナルを開いて次のコマンドを実行します。
tmutil listlocalsnapshots /各スナップショットの名前の末尾には、2026-10-29-120000 のような日付が付いています。削除するには、その日付を指定して次のコマンドを実行します。macOS からパスワードを求められます。
sudo tmutil deletelocalsnapshots 2026-10-29-120000Time Machine ドライブ上のバックアップには影響しません。削除されるのは Mac 内に保存されているコピーだけです。
ディスクマップで大きなフォルダを見つける
ストレージ設定ではシステムデータの中のフォルダは表示されませんが、ディスクマップなら表示できます。OpenDisk にフルディスクアクセスを許可して起動ディスクをスキャンすると、最も大きなフォルダが最も幅の広い区画として表示されます。容量を占めているのは、たいてい次のような場所です。
- ~/Library/Caches と /Library/Caches
- ~/Library/Developer(Xcode のビルド、シミュレータ、アーカイブ)
- ~/Library/Containers と ~/Library/Group Containers
- ~/Library/Application Support
OpenDisk は Homebrew、npm、Xcode の DerivedData などのよくある開発用キャッシュも一覧表示するので、どれを消去する価値があるかがわかります。
削除してはいけないもの
- /System や /private/var/vm 内のもの。これらは macOS が管理しており、そもそもシステムボリュームは読み出し専用です。
- まだ使っているアプリの Application Support フォルダや Containers フォルダ全体。たいていはキャッシュではなく、あなたのデータです。
- キャッシュは安全に削除できますが、アプリを使うと再作成されるため、空いた容量の一部は元に戻ります。
迷ったときは、完全に削除せずにゴミ箱に入れて、1 日 Mac を使ってからゴミ箱を空にしましょう。